雑木と自然石 〜住まいとの調和および曲線美〜
直線部分をなるべく減らし、庭全体の奥行きを最大限まで引き出しました。
横方向は自然石の石を貼ることで立体感を演出しました。 縦方向は根締めにシャガを使用することで、樹木と石の繋がりを持たせ、庭全体の一体感を生み出しました。
見た目に柔らかいサワフタギ(株立)、敢えて傾けて配置したコナラ、そして自然石の飛石・景石で沢の流れをイメージしました。
園路は、比較的大きな自然石のみを使用し、特に石の表情と合端に細心の注意を払いました。
砂利を敷くという工法が一般的ですが、落葉等の清掃が大変であるため、大磯石を使った洗出舗装で仕上げました。
元々植えてあったヤマボウシとヒメシャラにコナラ、クロモジ、シロモジ、ダンコウバイ、ソヨゴなど自然樹形の木々を追加しました。 水鉢は設けず、木々の根本まで苔をあしらうことで、より自然な景観を創造しました。
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